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ネウマ譜のセミナー

新福岡古楽音楽祭 グレゴリオ聖歌のセミナーへ。

 

まだ楽譜が存在しない中世ヨーロッパの初期、教会では修道士たちが口伝によって聖歌を歌っていました。その後、音を点や線などのネウマ符で表すようになり、次第に四角い音符と譜線が登場したのです。

 セミナーでは口伝やネウマ譜でグレゴリオ聖歌を歌ってみました♪

 

ピアノは全音と半音しか出ないので、演奏者が音と音の間を感じなければ無味乾燥な演奏になってしまいます。現代の楽譜を一生懸命見ながらピアノを弾いている子供達には視覚的にもピアノの構造的にもそうなりがちです。

生徒の楽譜についピヨ~ンと線を書いて「この音ゆらいで~」「フワッと抜いて~」なんて言うことがありますがこれってネウマ符?

文明が進化しても人間のする事は同じのようです。

 

たっぷり4時間♪安積先生の講義は楽しくてあっという間でした。